天婦羅喰いてぇ!!-final-
さすがに2日続いて撃沈とは行かない。もっとも2日目は調査(practice)と決めて臨んでいるが、やはりあまり釣れてないのが気に掛かる。
昨日買ったアカアミ中粒さし餌も残っているので、行かない理由には行かないし、行けない理由が考えられない。ただ、practice通りに行くのだろうか?時間帯的には朝一番がいいのだろうが、10:30くらいから14:00ぐらいがよさそうだ。
まぁ言い訳がましいが「その時間帯しかデータが取れていないない釣り師」としては、少々情けないが…これも事実^^;
今日も気圧計で潮の干満を予測しながら釣ることにしよう。天気は昨日同様薄曇り。
今日こそと気合を入れ、10:00に郡六突堤に到着する。当然、時間帯的には先行者がいてもおかしくない。ただ、対象魚をサヨリというのは自分だけだろう。やはり思っていた通り先行者(チヌ狙いの釣り師)が、すでに昨日の釣り座に入られていた。仕方ないので昨日の釣り座より30m程海岸に近いところで足場の良いテトラの上に釣り座を構えた。マキ餌はアカアミのレンガサイズ2個を海水のみでシャバシャバに解いたものを使用する。
適当に足場のいい釣り座を探して構えたものだから、状態が全くわからない。マキ餌が足元から沖に向いて出て行くテトラの上に立っているのか、さらには昨日同様海岸に向かって流れているかが心配だ。場所によっては、吸い込んでしまうばかりの「ハズレテトラ」もあるからだ。当然、吸い込んだマキ餌は別のところから出ていくわけだから、集魚効率が落ちる。幸い足元にマキ餌を打つと沖に出ているし、海岸に向いて全体的に流れている。理想通りだがマキ餌を打つこと30分、あたりが出ない。餌取りが徐々に集まって来た^^。
足元からスズメダイ、木端グレ、マイワシ、と魚種別餌取り群の帯ができてきた。これだけ明確に分れたのは自分でも驚いた。もしかして腕を上げたのか?それとも、誰も狙ってない状態かつ極少量のマキ餌なので、流れに乗って魚が棚に合わせて勝手に分かれたのか定かではない。
目を凝らして沖に目をやると、サヨリ群が近づいてくるのが見れたが、イワシ群を割って寄って来れないようだ。すでに11:30を回っているが、今日も昨日のように10匹程度で終わってしまうのか?
昨日と違うところは、餌取りがきれいに分離出来ている点が違う。ある意味この釣り座が正解なのか?
昨日の調査ではウキ下矢引きだから50cm強ってところだが、どうも餌が取られるだけでウキに当たりが出ない。ハリスは0.6号。思い切ってウキ下10cmぐらいにして見えている群れに直撃するとこれが正解!ここからサシ餌を丁寧につけると連続ヒットとなる。14:00を過ぎると群れが去って行ったと思ったら流れが沖向きに変わった。これはさすがにデータ通りの想定内。
14:30を回ったところで納干(30m程度流さないと釣れなくなっていた)。昨日までの釣果とは違い62匹と十分天婦羅にできそうだ^^vサイズ的には昨日と比べ、少々小ぶりだが平均23cm程度といったところか。
このナイロン渓流用タモは磯タモと違い網目が小さいので、魚が網目からこぼれることなく、鮎のように空中キャッチできる。さらにナイロン製なので、細身のサヨリのヌメリを気にすることなく、網の外側から魚を掴め手返しUPに繋がった。
【教訓】データはやっぱり重要!