TEAM Sedge 2010 Series 第2戦 -4-
「タイ、入りまぁーす」
威勢よく海恵staffが「選ばれし者だけが辿り着けるという、禁断の魅惑のイケス」から、魚の活性を上げるべく、5匹入れてくれる。それなりに効果は有って釣果を少々伸ばすも、活性自体は依然低迷中。
依然、ポツポツと上がってくるのはタイばかり。すでに8:30ぐらいからnimnimは活きアジを餌に青物を狙っているのに一向に喰う気配なし。足元を見ると、昨日までのお客さんの餌になった活きアジが群れて泳いでいる。とてもやる気のある青物は居そうにない。
やはり、今日はこんな感じなんだろうか。
「シマアジ、入りまーす」
これは3匹。入れているはずなのに全く反応がない。
「お、来た」
nimnim、久しぶりのタイHIT!
皮一枚にかろうじて掛かっているのが見えた。今にも外れそうだが、順調にやりとりしタモ入れを残すのみ。
だが、釣りたい、早く取り込みたいと慌て過ぎているからリールを巻きすぎてしまった。竿先から魚までの距離が持っている竿より短くなったせいで竿を立てて寄せてきているのに届かないというド素人ぶり。入れようとする差し出したタモに魚に届かず、もたつく間にタモ枠に魚体を当てあえなく逃げられてしまった。
これは何を意味するかお判りだろうか?
危険なオーラを感じた魚が、イケス全体の魚群へ警戒心をあおることになる。強いてはイケス全体の活性をさらに下げ、最悪の場合は誰も釣れなくなってしまうのだ。
nimnimは続けざまにシマアジもHITしたが、タモ入れで、先ほどの鯛と同様シクジル><;餌はウタセエビだった。
なんという悲劇だろう…、当然nimnimの釣り座からは魚が離れて行ったが、幸いなことに他の釣り座ではまだ致命的打撃を与えるまでには至っていないようだ。
みなさん、ヘボくて、ごめんなさい
<m(__)m>
「青物、入りまぁーす」
3匹のメジロ(←地方名によって違うので参考に)だ。皆、活きアジにチェンジしてメジロを狙うが先ほど活性をnimnimが下げたばかりで、その影響なのか反応がよろしくない。
9:32
水面が静かになって行った。ほとんど風もなくなり、ポカポカ陽気になった。nimnimと兵庫支部長の背面のイケスは3番船と4番船の団体客が入っており、なんとこちらは大爆釣。この時点でこのグループは8名いたが青物は一人平均2匹、タイに至っては平均6匹と大きく違いがあった。nimnimのせい?
「きたぁ」
今度は活きアジを喰ってきたのだから青物に間違いない。慎重に…とnimnimは自分に言い聞かせるように慎重に取り込む。、
今以上、イケスの活性を下げるワケにもいかず、恥を忍んで、以降掛かった魚をタモ入れしてもらえるよう、兵庫支部長にお願いした。