ティップを改!

先週、渋野野池郡に行った後、バーゲン品を求め釣具屋に行ったおり、衝動に駆られて買ってしまっていたものを使うことにした。(この時バーゲン対象外品だった^^;が1本460円也)

それはグラスファイバーソリッドティップ…。あえてカーボンファイバーでないところがミソ(とにかく安いしカーボンに比べ低反発なので喰い込みがいいと個人的に思っている。)。
どのロッドに使うのかという点だが、壊れてしまっているロッドが別にあるわけではない。

ならば、作るのか?

ソコまでの勇気はないが、いじってみたいロッドがある。

それは「シーパラダイス磯3-400」だ。このロッドはとてもリーズナブルなロッド(もともと保証書はない)。
さらに言うなら、メーカーは2011年春以降ラインナップを一新し、この長さはなくなってしまった。

まぁ気にいっているが、ティップが非常に硬く、対象が高活性時のウキ釣りしか使えない。
少し上のクラスならティップがソリッドバージョンのものがあるが、インプレを見ると1本のブランク途中からソリッドを繋いでいるため、その部分に負荷が掛かり過ぎて良く折れるとのこと。
もっと高いクラスになると海上釣堀専用ロッドということもありそれなりの値段がする。
このロッドに出会うまではSuperStrike(ルアーロッド)のsaltwater用Jigingロッドをサーフに海上釣堀に、もちろん磯での青物用にとバーサタイルに使っていたものだから、どんなのがいいのかがよくわからず、入門ロッドとして買ったのでそろそろという判断なのだ。

実物を見ると、カタログ掲載値ではティップ径は1.3mm、ティップ元径はカタログには掲載されていないので、店の方に同じロッドを用いてノギスで実測してもらった。多分5.0mmぐらいで見ておけばいいことが分かった。

フィールドで釣っていて、ティップだけが限界以上曲がる魚なんて絶対いない。当然ロッドのバット部にも負荷が掛かる。
ティップに負荷がかかるときと言えば、FOOKUP時直前か、ロッドを垂直以上に立て魚を引き抜く時ぐらいしか考えられない。
だから使う仕掛けの重量に耐えられる限界まで細くても大丈夫だろうというのが個人的見解だ。
だから、ティップは多分同じ太さでもいいようなものだが、あえて付け替えるのだからということで先径0.8mmにした。
(折れてしまったら元に戻せばいいし、磯竿でもこれぐらいの細さで5匁ぐらいまでの負荷は掛けても問題ない。)

このご時世、ネットでググれば大抵の情報が手に入る。だから同じロッドをカスタムしている個人が居るんじゃないかなと思い、軽くググってみたが空振り。(密かに変えているんだけど誰もUPしてないだけか?)今回ブランク塗装も考えたが、無塗装の方が曲がりがよさそうなのでそのまま使うことにした。

 もしも失敗したら元に戻さないといけないので、慎重にTOPガイドを外した。元のブランクは大切に保管する。
先径0.5mmの差が分かるだろうか?見た目以上にチューブラーからソリッドに変わったので物凄くよさそうだ。
 当然のことだが、径が細くなったので同じガイドをそのまま使うと位置がTOPから離れすぎる。
本当ならガイド自体を使いまわすのではなく、替えるのがBEST。それは分かってるんだけど、もともと付いてたガイドを使いまわし、ガイドに合わせて径を太く加工すると安く上がるので何かないかなぁと安易にFLYのタイニングツールボックスからスレッドを持ってきてマキマキしてみた。ガイド自体の重みを気にしたが、そんなに違いは分からない(素人だから。。。)。

早速ガイドに糸を通しテストで曲げてみたら、ガイドがあと数個あればいいのにと思うが、値段をかけないでチューニングしているので我慢する。

仕上がりは、レギュラーテーパーから超エクストラファーストテーパーに変わっている。
ソリッドになったことでティップが重くなっているはずだが、安いロッドにありがちな全体的に重たいロッド。バランスは崩れてなさそうだし、なんだか期待できそうな仕上がり(*^。^*)

驚くほどかなり安く仕上がった。
釣りやすいロッドに変わっていればいいのだが、インプレはそのうちに…(^^ゞ

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