久しぶりに管釣り - 2 –

準備はゆっくりと行い、7:35入場。
適当に水車周りにとりあえず並んでSTART。

管釣りと言えば、やはりマイクロスプーン。少々風があるので、2.5gぐらいで攻めてみる。
1、2投でオレンジ、緑、黄と、どんどんカラーを変えながら様子を見る。
FastHitは、サーフ部会長、SecondHit大阪支部長、やや出遅れ気味のnimnim。

横に目をやると、ボゴッ、ジッジーィとたいへんなことになっていた。

7:37  奥に釣り座を構える大阪支部長。手前でFight中のサーフ部会長。

様子を見ていると水面から少し見えた。デカイ!50UPの頭だ。
近くで様子を見ようと歩み寄りかけたとき、惜しくもHookOFF・・・。

そのサイズならと、3人は意気込んだ。

7:37  その数秒後、待望のニジマスがnimnimにもHIT。BASSとも烏賊とも違うバイトは、久しぶりだった。
「なんか、averageサイズが以前より小さくなったよねぇ。」
「でしょう、5cmは少なく見ても小さくなったように思うね・・・」
「前はaverageが30cmオーバーで、このサイズだと岩魚のサイズだよねぇ」

久しぶりに釣った割には、コメントがサイズの事ばかり…

8:41  得意の毛ジグでBigone。うまそうなサイズだ。50はないかなって思ってkeepする。

レギュレーションで50cm以上は持ち帰れないことになっていて、受付に持ち込んで計測しなければ叱られることになっているからだ。

10時頃、別の池の水車で大阪支部長がスプーンで釣っているのを見つけ歩み寄る。
「どう?さっき魚放流したけど一杯入れてた?」
「ホンちょっとね。放流終わってからこの池、だぁーれも釣っとらん」
「averageが小さくなってるよねぇ。塩焼きにもならんようなサイズは釣れるけど…」

ふと足元のある水車の影に目をやると、デカそうな頭がちょっぴり見えた。水面に浮いた状態の水車なので、水車下となると流れに乗せないと毛ジグといえども入らない。仕方ないので水車際に垂直落下させ、様子を見ると塩焼きにもならんようなサイズがattackしてくる。
ココは辛抱してわざとばらしながらボトムをたたく。と、その時、水車の下に入っていく流れを発見。シメシメと思いながらそのまま流し入れる。さっきのやつはまだいるかな?

って楽しい想像ばかりしてたら、手元にアタリを感じる。フッキングしてランディングポイントへ走る。なぜならそこで暴れられると水車に絡んで取り込めないからだ。事前にもし掛かったらココに走ろうって決めていたのだ。
水面からネットに取り込み、魚体を見て
「やったねえl。ひょっとしたら50有るよ」
「ほんま?これ50あったら、すでにキープした奴もっとあることになるけど・・・」
「計測行った方がいいかもよ。俺も休憩したいし一緒に行こうよ」
「そうだな、休憩がてら見せてみようか。50なかったら持って帰れるし。有ったら帰りに止められるの嫌やしね」

施設内にあるレストハウスに大阪支部長とnimnimは向かった。
持ち込んだ50あるかどうかってやつだが、どうもロックトラウトって呼ばれてるやつのようだ。

「すんません、これ計測して。これロックトラウトってやつ?」
「そうですねぇ。ロックトラウトです。」
「51.5cmあります。HP掲載しますがいいですか?」
「持って帰れると思ったのに…うまそうなんだけど残念。でも来た以上は撮ってもらわないとね。」

「さっきのが51.5やったら、スカリの中にkeepしてあるやつ、もっと有るよ」
「早めに持ってきてくださいね。このお客さんのNETだと枠は50有ると思います。その中で曲がってたら間違いなく有りますよ」
「46,7ってところだと思ってたよ。すぐ持ってくる」

「54.5cmです。先の写真のサイズだけ差し替えときます」
「じゃぁそれでお願い」

2人はレストハウスに入り、冷たいもので渇きをいやす。
「にしても残念、うまそうなのが没収とは…」
「51.5だったら2cmぐらい鋏で切ったら持って帰れんのかなぁ」
「でもCHECKされる時、一直線のテールではかっこ悪いしなぁ。でかいから絶対計測するやろうし。」
「そうか、悪いことはできんなぁあ」

「それはそうと、天気予報と違って雨一個も降らんヤン。アツーってかなぁんわ」
「ほんまやねぇ、大雨でなくて良かったって思うしかないなぁ」
「サーフ部会長っていつ見ても、休憩あんまり取らんねぇ」
「言われてみればそんな気が、熱心に釣ってるねぇ疲れんのかいな」2人は集中力に脱帽する。
「で、釣れてる?」
「サイズは伸びてないけど、巻物系で最初からずーっとやってるよ。まぁそれなりに釣ってるんで満足してるよ」
「プラグ系どう?俺やったけど、さっぱりやったよ。」
「あかんねぇ、見向きもせん。」
「じゃぁそろそろ、おみやのlimit揃えますか」

スカリを置いた場所に戻ると見知らぬオジサンが声をかけてきた。
「どっから来たの?」「徳島から来た」
「えー、えらいとっから来たんやねぇ。徳島にはこんなトコないの?」「そうやねぇ、ネイティブしかないよ」
「そのジグ、どこのやつ?どこで買ったん」「来る前、自分で巻いてきたよ」

どうも注目されていたようで、毛ジグに変えてから、1投、即1匹で1時間近く釣り続いているし、2つの池それぞれでデカいのをかけている。

13:30  StopFishing。nimnimの没収された50UPの2本はレストハウス前でお見送り。かなり後ろ髪を引かれた><;
 本日の釣果
 本日のtackle
 記念撮影。

帰り道、車中での会話の一部
「久しぶりやったから、いろいろと忘れとったわ。」
「うん、そう。んでね、頻繁にバイトあるのに乗らんのよ。」「ふんふん」
「なんでかなぁって思うよね。で、思ったの。いつものように電撃フッキングじゃなくて、巻き合わせんと乗らんのやなぁって」「そこで気がついたの…」
「それでも乗らんのよ。そりゃ、魚が小さ過ぎたんじゃないのって思ってたんだよね。」「ソコまで小さくないでしょ」
「何気に毛ジグ見たらね。」「Hook伸びてたの?」
「ううん、Hookなんだけど、折れて無かったよ。ちゃんと見なきゃね」

【教訓】針先には注意しましょう^^

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