関東の魚はシュッとしているのか?-6-
9/21 もう16:00を過ぎている。結構歩いた。
お世話になる方の住んでいらっしゃる最寄りの駅まで移動する。もちろん電車でPASMOを使った。これはnimnimが準備したものではなく、ふぁんきーさんから昨日を頂いたものだった。ニュースでは発売当初これは便利と皆群がったICカードなので知ってはいたが、使うのは初めて。チャージする方法も分らんかった。ふぁんきーさんにPASMOのチャージの方法を教わりチャージをして使っていた。ふぁんきーさんもPASMOのチャージ方法を教えるのは初めてだったそうだ。
全国一位の糖尿病患者王国出身者には、坂道ばかりの街はしんどい。たぶんnimnimもふぁんきーさんもきっと予備軍だろう。田舎は都会ほど歩かない。少し誇張している表現だが、最寄りのマーケットには自動車でないとたどり着けないので歩く必要がないといってもいいと思う。すぐ筋肉痛になっていることが分るようなこの年齢でないので余程運動していなかったのだろう。明日満足に歩けるだろうか?
お世話になる方をふぁんきーさんは「神様みたいな人だ」と称していたの思いだしたので、今後は便宜上「神様」と呼ぶことにする。その神様にふぁんきーさんがお宅にお邪魔してもよいか確認している。良いようなので、そのまま向かうことに…。
すでに宴の準備が着々と進んでおり、他の神々も声を掛けたので時期に来るだろうとのこと。
神様はキッチンに向かい淡々と料理の下ごしらえを始めた。
「まぁ、コレでも飲んでちょっと待ってな。」
チラシ寿司とこんもりとした枝豆の山、良く冷えたビールと手際良くテーブルに並べ、勧められた。かなりアットホームな感じで、自宅に居るようなくつろぎ感に包まれてた。しばらくすると、一人「こんにちわ」と挨拶して入ってくる客人が現れた。ふぁんきーさんの知り合いらしく、紹介してもらった。
「この人は『人生の師匠』です。」
挨拶を終えると、師匠もまたキッチンに入り何やら始めた。神様からチヂミを焼くよう協力要請されているみたいだ。神様はお好み焼きとタコ焼きを準備していた。
たこ焼きを神様が焼きながら「今日は何していたのか」という話題になり、一部始終を説明した。
いろいろお話していると神々が集まってきた全員で7,8人になっただろうか?
一人の神が「サクラクルマエビ」と称したエビをどっさり手土産に持ってきたのをそのまま鉄板焼きにした。このサクラクルマエビなるエビはクルマエビなんだけどそういった名前のエビはウィキペディア(Wikipedia)』で見ても存在していない。ということはどういったクルマエビなのだろうか?半ボイルした赤さのように見えたが、ナマのようだ。なんだかよくわからないけど、「クルマエビに間違いない」と神様たちは話していたし、実に美味しかった。
合間、干しブドウのブランデー漬けをつまみに頂きながら楽しい宴は進み、和やかな時間が過ぎて行った。
23:00を回ったところで、いよいよ本題に入ってきた。明日は何処に釣りに行こうかということだった。
上京する途中、何処行こうとしていたのかと神様にも説明してあったが、シルバーウィークということもありその方面に向かうと渋滞がひどくて大変だろうと判断。他にないかと神々に神様が問いかけをすると埼玉県秩父地方を流れる荒川水系の横瀬川を利用した管理釣り場「あしがくぼ渓谷国際釣り場」が適当だろうということになった。2時間もあれば着ける距離、かつ渋滞もない。もしも釣れなかった場合でもぶどう狩りも途中あるだろうとのことでの決定。
朝7:00集まろうかという話でまとまり、神様、師匠、ふぁんきーさん、nimnimの4名で行くことになった。
明日が楽しみだ。
「ごちそうさまでした」と神様の宴を後に、貸していただいている部屋へ歩をすすめた。
続く・・・