今度こそ、釣る^^; -3-

第1投目、もちろん「極」からスタートだ。
だが悲しいことにうまく針にまとうことができない…海に投入する前からすでにバラケが…
しばらく練り、何とか針につけることができた。
20100214075542

仕掛けを振り込み、着水させる。その海面から一本の黄色い煙幕の筋が海底に向かって激しく発生。とても9m先では針に餌が残るような感じが全くしない。5mぐらい沈んだところで様子を見で、巻きあげてみた。案の定、餌はすでになく、マダイ針13号が淋しく光っていた。やはり前日から準備が必要なエサなんだなぁと思う。そういえば1月爆釣していた黄色い練り餌はそんな煙幕を発生させてはいなかったぞ。少し時間を置き氷が溶けるだろうから大きな一個に練ってみて様子を見よう。

餌以前の問題でどうやら昨日から今日にかけて海水温が急激に下がっているとの海恵スタッフ情報。普段ならソイが飛びついてくるはずなので、あたりが頻繁にあるらしいのだが、そのソイすら微妙なあたりでしか反応を表さない。

シビアだ…

餌をミックにして様子を見る…変化なし
兵庫支部長を見ると何やら竿が曲がっている。ホシスズキが掛かっているが、まるでビニール袋のように海底から口を開けたまま頭も振らず水面目指して一直線に上がってくる。そうは言っても60cmはある。コンディションが良い奴なら結構楽しめるはずだが、何の抵抗もなさそうだ。この厳しい状況下で釣れているし、もしかしたら演技していて、タモ入れのときに急に暴れるかもしれない。ここはきっちりサポートに行かねば…聞くとミックで上げたそうだが、本当におとなしい。驚くほど簡単にタモ入れ完了^^;
やはりかなりの低水温のため動けないようだ。

その後、nimnimはミックで、まるで冷蔵庫から出してきたような冷え切ったソイを3本上げるが後が続かず納干。

お土産に鯛3匹とヒラメ1匹をいただきクーラーは釣りあげたソイ3匹で空っぽは免れた。兵庫支部長はいつものように鱗取りをお願いしてクーラーを預ける。こちらはお土産の鯛3匹とヒラメ1匹をいただき、釣りあげたホシスズキ1匹…。

帰ってから自慢しようと考えそれを写真にとればいいかと、彼の釣果であるホシスズキを写真の納めなかった。
これがのちの悲劇を生む。
同じマスで釣っていた人の中に鯛を上げている人もいたがもっとも釣っている人で5匹…実はこのマスは2009年の大会で貸し切った小マスだったことを思い出した。確かに鯛が釣れているポイントは良く似た感じだったので、やはり釣り座が魚種をある程度決定するよう個人的に思った。

吉田支部長宅に到着し、鱗取りしたホシスズキを見せるべく荷を解いたが、なにかが違う。

プレゼントの「ヒラメ1匹」のはずが「寒サバ2本」になっている??なぜだ??

「まぁこの時期の寒サバならヒラメよりおいしいし、良いんじゃないかな」と気持ちを整理する兵庫支部長。

これだけではない。

「なんか鯛の大きさがデカいぞ?お土産の鯛大きくなってる。ん、あれ、3匹より多いぞ??5匹いる・・・」
「それはきっとサービスだな」
「俺も鱗取りしてもらおうかな?そんなサービス付いているなら…」
「あれ?ホシスズキは…どこ???」
「あとは氷だけやけど。。。」
「えーーーーうそぉー><;」

どうやら、同じ小マスの中で鱗取りをお願いしていた人の分と中身を取り違えてしまっているみたいだが、どうすることもできない。
「こんなことなら、ホシスズキ写真とっておけばよかったね」と言いながらデジカメを片づけるしかない。
がっくりとしている兵庫支部長に気のきいた言葉もかけられず、少々気の毒な気がした。

「中身が増えているわけだし…」と兵庫支部長の奥方も励ますが、次の瞬間「ごめん、やっぱり、おもろいわぁ。こんなん今まで行っててはじめてやし、そんなにお客さんもおらんかったんやろ?中身を取り違えられているなんて、奇跡やわ」と爆笑。

のちにその寒サバは鍋で食べられたそうだが、やはり絶品で美味かったそうだ。

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