初釣りは? - 2 –
ならばと活きアジをセットし、青物を狙う。まだ放流してはいないが、釣れないので辛抱できなかったし、活きアジが元気で割と泳いでくれるので仕掛けが手前には寄ってこない。
うーん、釣れんなぁ…釣れへんけど、鯛狙いにしよう…
「青物放流しまーす」
やっぱり鯛あかんなぁ。青物放したって言よるし、元気なアジ付けてみたらひょっとしたら釣れるか知れん…
さっきの使えない福袋のタックルに変更し、また青物を狙い始める。
と、ウキに目をやると重たい仕掛けのはずなのにウキが寝たり立ったりと激しく動いている。全く活きがいいのにも程がある。隣で釣り座を構えていたSurf部会長に「ほれほれ」とウキの動きを見ながら共に笑っていた。
その時、「青物掛かりました。」って声がかかる。
まぁ、うらやましいなぁって正直思った。お約束通り、皆仕掛けを回収している。自分も遅れを取らないよう仕掛けを回収し始めたところ、ん?重たいぞ?管釣りでトラウトの合わせのように巻き合わせた感じだった。
「すみません、こちらも青物掛かってます」全くあたりに気がつかず、ずーっと放置していたのかと思うと、正月早々かなり恥ずかしい^^;
同じタイミングで小マスの中2人同時に青物と格闘しているので、ビジュアル的には申し分なく正月むきな光景だっただろう。
この時、nimnimに掛かっている青物(メジロ)は、別の青物(メジロ)に襲われているような感じでファイト中も体当たりをされていた。きっと活きアジを奪い合った仲だったんだろうか?襲っている方が掛けている青物より、ふた周りぐらいデカかったのでブリだろうか。なんと行儀の悪い奴なんだ。