Internetの情報だけでどこまでできるのか? – 1 –

今年は、とても寒い。こんな時こそ、釣りの準備だ。行きたいのはヤマヤマだけど…寒さは腰痛の大敵!
そうだ、来年から船外機搭載して走り回ってみよう。

12/15 いはらに電話して登録したい旨を伝える(予備検査はいはらに預けたまま)
すでに井原では、アルミボートの取扱していない。
そればかりか、当時取引していた業者は倒産していて書類は当時購入時の消えかかった印字の伝票しかないらしい。

12/22 どうなったのか、いはら釣具に問い合わせ。小松島マリーナを紹介される。なんせ15年も前の話^^;簡単に見つかるわけもない。
ここに今の状態をいはら釣具から連絡してくれていた。
そこにどうすればよいか問い合わせてみたところ、予備検査ないのでは再発行の手続き踏めばいいらしい。
船体の型番とか、船外機の情報なんか判ればとのことだった。
小松島マリーナで船外機を購入した経緯あり、船舶免許更新でもお世話になっている。
船体の情報は、いはら釣具からFAXで、当時の消えかかった伝票を読めるように判別してもらって伝達をしてもらう。

12/26 検査のために小松島マリーナへ、この時印鑑登録一通、そのはんこを持っていく。船体、船外機を預ける。
このとき、いはら釣具のバーゲンで自己膨脹型救命具の船検対応のを購入。船検受けるためには法廷備品なるものがないと受けることができない。
救命具ぐらいは前からほしかった自己膨脹型のウエストタイプのものを持ち込むことで、あの派手苦しい救命具つけなくて済む。
さらに、購入してから一度もエンジンスタートしてなかったので、ついでにマリーナで整備もして貰った。

高松から来た検査員が臨時運行検査のための審査を行う。
すると、いはら釣具の伝票も間違った情報で船の種類も違っていた。さすが15年も前の話^^;
聞いていたのはE2000て言うものだと思っていたのだが、OMC1231というものだった。

無事に検査を終え、臨時運行検査が発行された。
ここから船体に対しオーバーパワーな船外機なので10時間の航行耐久試験を受けなければならない。
1/14 10時間耐久検査初日
実際に乗るわけだが、今切スロープまで帰ってきて船外機を始動させてみる。車とか原付とかセルモーターってのが入っているからキー回したらかかる。けど、これは小型の船外機だからそんな装備があるわけでなく、ただ紐を引っ張って始動する機能のようだ。まず始動するための紐を引っ張る。
かからん。
持ってきた取扱説明書を開き、答えを探すがよくわからん。
執拗に必死に引っ張る…

かからん

漕艇の練習に来ている学生たちが、こっちを見ているような気がする。

こちらの船上には船外機、ガソリンタンク、ロープと説明書を開くオジサン。
普通に考えてみたら、こんなおもろい光景はない。絶対見ているはずだ。

船外機の調整してくれたはずだからと、これでもかと頑張っている。
船外機後方から油が浮いてきた。仕方ないので船外機を分解しプラグをみる。
どんなのが正解なのかよくわからないが、プラグは正しく繋がっていそうだ。たぶん正しいだろう。
そうなると、排水に混ざって浮いてきた油はなんだ?プラグをはずしてみると、電極がべちょべちょにガソリンかぶっていた。これが原因だろう。タオル類は持ってきていない。
本当になんも持ってこなかったのだ。漂流したらどうするんだ?オールもないし…なんか手痛いぞ。
あ、マメ裂けてる><;

船外機には自動車みたいに超しょぼい道具が同梱されている。
とにかく手袋で電極をふき取り、プラグが刺さっていたところに異物ないか確認。
だいたい気化したであろう時間をおき、元に戻し、がんばって引っ張る。

仕方ない。小松島マリーナ電話か?
「先ほどお世話になったnimnimです。いまエンジン掛けている最中なんですが全くかかりません」
「うちでかけた時は一発でかかったよ。おかしいなぁチョークとか引いてる。」
「はい、書いてある所に合して引っ張ってます」
「ギヤは中立?」
「はい、そのあたりは説明書で…」
「そんなはずないんだけどなぁ。いまどこ?近所だったら見に行くけど」
「旧吉の今切スロープだから、マリーナからだと1時間ぐらいかかるかなぁ。」
「そりゃあかんなぁ」
「さっきプラグはずしてみたら、ビチョビチョたっだ」
「じゃあ、かなりエンジンかからんのに引っ張った」
「うん」
「じゃあそれだな。かなり寒いからかぶったんだよ。チョーク切って回転数少々上げて引っ張ってみて。そしたら2,3回引っ張ったらかかるよ」
「じゃあ、やってみます」

するとどうだろう。ほんま、2,3回でかかった。おっちゃん。ありがとー
スロットルを回すとバウ(船首)がかなり持ちあがり、全然前が見えない。ならし運転が終わったぐらいにエンジンを吹かす。めちゃくちゃ早い。多分なんも装備してないし、乗せてもいないせいで軽いのだろう。少しの舵操作で転覆しそうなぐらいだ。
風にあおられ、ふらついた瞬間船体が軽く横にスライドする。

あ、落ちるって思って、アクセルから手を離し、船べりにしがみついた。

すでに腕は半分水をかぶってしまった。この寒い日に…これは危険。腕を磨くまで、とても同乗者は載せられない。

1/15 10時間耐久検査2日目、同じ轍は踏まない。こんどは無事にエンジン掛かった。
その後、本検査の為また一式小松島マリーナへ

1/26 登録完了。速攻、受け取りに行く
この時、バウが上がって操船しにくいって言ったら、「今設定しているトリム角が悪いし、オーバーパワーやから仕方ない」。
マリーナで5段階あるトリム角を、多分ココだろうって、直してもらった。

ネット社会になってほぼ20年余り。ネット情報だけで、工作できるのか?
多少の不器用があるかもしれないが、さて、始めますか。

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